sFlow Probeによるネットワーク トラフィックのモニタリングを開始する前に、sFlow Probeをインストールして環境設定を行う必要があります。
sFlow Probeを正しくセット アップするには、以下の手順を実行する必要があります。
- プローブの環境設定を行います。
- eth0インターフェースを、ネットワークへの10/100ポートに接続します(モニタしようとするスイッチ/ルーターと通信しあえるロケーションを選びます。sFlow Probeは、SNMPを用いてスイッチ/ルーターに通信できなければなりません)。
- eth1~ethNインターフェースを、モニタしようとするSPAN/ミラー ポートに接続します。
注記: パフォーマンスを最大化するために、これらはTigonベースのNICカードにしてください。
- トラフィックをプローブに送るように、スイッチのミラー/SPANポートを設定します。
警告 1つのポートの両方向のトラフィックをミラーリングすることも、あるいは複数のポートのインバウンド トラフィックをミラーリングすることもできます。これ以外の設定では、正しい結果を得ることはできません(Port Mirroringを参照してください)。
- (ステップ1で作成したpkp.iniというファイルに設定されたポートを用いて)NetFlowパケットをsFlowプローブに送るように、NetFlowソースを設定します。
- 次のコマンドにより、sFlow Probeにスイッチ/ルーターへのSNMP読み取りアクセスがあることを確認します。
snmpwalk <switch/router IP> <community>.
- パフォーマンス カウンタを調べ、sFlow Probeが正しく動作していることを確認します。
この時点で、sFlow AnalyzerはsFlowパケットを受信しているはずです。