sFlow Probeの環境設定sFlowプローブの環境設定ファイルには、プローブがモニタするデバイスについて、および各デバイスから収集されるデータのタイプについて定義します。 図1 sFlow Probeの典型的な配置
図1は、プローブの典型的な設置例を示しています。このsFlowプローブは2つのバックボーン スイッチおよび1つのアクセス ルーターをモニタしています。スイッチ1はポート ミラーリングを用いてモニタされています。このスイッチのモニタ ポートは、プローブに直接接続されています。スイッチ2はLFAPを用いてモニタされています。このスイッチはLFAPプロトコルを用いてトラフィック情報をネットワーク越しにプローブに送ります。最後に、ルーターはNetFlowとiBGPの両方によりモニタされています。NetFlowはトラフィック情報を提供し、iBGPはルーティング情報の取得に用いられます。 各デバイスを、ネットワーク トラフィック情報をプローブに送るように設定しておく必要があります。さらに、デバイスではプローブのSNMPアクセスを可能にすることにより、プローブがインターフェース カウンタおよび環境設定情報を取得できるようにしておく必要があります。 そして、プローブには、モニタ対象となる各デバイスについて定義する情報が設定されます。 図2 環境設定ファイルの構造
図2は、環境設定ファイルの構造を示しています。[probe]の設定には、モニタ対象となる各デバイスに対応する[agent]セクションが含まれています。各エージェントには、1つあるいは複数のデータ入力セクションがあり、そこにはそのエージェントから受信される情報のタイプ(たとえば、[adaptor]、[lfap]や[netflow]など)が定義されます。 以下に、プローブ環境設定ファイルの全体を紹介します。 ; ; Example sFlow Probe configuration file ; [probe] host = probe.mycompany.com ; Fully qualified domain name of this probe softwareKey = 3BC37BEF3C13E76F0003FFFFA4E46D998B7D7C3949879FCD475158E1 community = private ; SNMP community string to talk to agents samplingRate = 1000 ; Packet sampling rate (i.e. sample 1 in 1000) collectorHost = 10.0.1.1 ; Host receiving sFlow data from this probe ; ; Configuration for Switch 1 ; [agent] address = 10.0.0.1 ; IP address of Switch 1 ; Include scripts relevant to layer 2 switching script.getArpCache.interval = 3600 ; get MAC -> ifIndex mapping script.getVlanTable.interval = 3600 ; get ifIndex -> VLAN mapping script.getIfTable.interval = 3600 ; get ifIndex -> MAC mapping ; Include scripts relevant to layer 3 switching script.getRoutingTable.interval = 3600 ; get CIDR -> nextHop, ifIndex [adaptor] deviceName = eth1 ; Mirror port on Switch 1 connects to eth1 on probe ; ; Configuration for Switch 2 ; [agent] address = 10.0.0.2 ; IP address of Switch 2 inputPort = 6555 ; TCP port to receive LFAP connections [lfap] lfapVersion = 5 ; ; Configuration for Router ; [agent] address = 10.0.0.254 ; IP address of Router inputPort = 5555 ; UDP port to receive NetFlow packets ; Monitor routing table using iBGP BGP_Peer = YES BGP_LocalAS = 65111 ; The local AS number of the Router [netflow] netFlowInputASInfo = origin ; NetFlow records contain origin AS numbers 詳細につきましては、下記のオンライン ヘルプ トピックを参照してください。
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